12月に高木の枝打ちの現場が2件ありましたので紹介します。
木が大きくなってくると、「業者に任せないと難しいかな」となってきます。
そんな時はとりあえず声をかけてもらえれば、どういう剪定をしたら良いか、どれくらいの金額が必要か(見積)など相談を受けたまわっています。
一件目は東海市です。
大きな松の枝が、屋根にしっかりとのってしまっています。
針葉樹は葉が密につくことが多く、重量があります。
また常に屋根に触れているので、湿気が溜まるので建物には良くないかもしれません。
雨樋も葉で詰まってしまうので、正常な排水の支障になりがちですので、屋根より高い木が家のすぐ近くにある時は要注意です。
雨樋には、落ち葉カバーもありますので、それを取り付けることで、雨樋内に落ち葉が積もる事を防ぐことも出来ます。
完了後がこちら。
作業していて枯葉も15cmくらいの厚さで堆積していましたので、出来るだけ取り除きました。
屋根に触らない程度で予算内で出来るだけ切ってほしいという事でしたので、頑張って屋根側の10mくらいまで登り、
今後枝が垂れても、屋根の上で何か作業するにしても支障が無いよう、屋根より2m以上は上で枝を切除しました。
2件目は阿久比町です。
数年放置して、すっかり大きくなってしまったそうで、電線に掛るような枝が気になるとの依頼です。
下から伐採も選択肢にはあるかなと思いましたが、話し合った結果木は残したいという事でした。
完了後がこちら。(ちょっと向きが違いますが)
出来る限り木が弱らない程度で細い円錐形にするように剪定をしました。
また、通常の剪定と同じく強くなりすぎた枝は、切除し成長の抑制と樹形の乱れも直しました。
木が大きくても小さくても剪定の基本は同じです。
大変な作業だと業者によってはクレーンや高所作業車などの料金や、複数の作業員など大変高額な見積になる事もありますし、
シルバー人材センター等では特殊な剪定はとても引き受けません。
樹造園では可能な限りお客さんの負担が最小限の金額になるよう、最低限の機材と人数で作業します。
今回の2現場は、いずれも作業車などつかわず、私が一人でロープワークにて剪定しました。
ですので、一般的な剪定に多少の高所割り増し(機材の損料)、枝葉の処分量が多いとそれが増えるくらいです。
ただ、現場によって条件は変わりますので、見積は剪定と同じく必須です。
お客さんの想いを聞ける打ち合わせを楽しみにしています。
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