愛知県知多郡東浦町にて剪定作業

樹造園からすぐ近くで、東浦町内の地元も地元、私の友人の家のすぐ近所で剪定してきました。

 

数日前に松の剪定をお願いしますと、見積の依頼を受け現場を見に行きました。

良い剪定がされておらず、この時期にしては新芽の伸びもそれほどでした。

消毒の作業もお願いされたので、毛虫などがいるようでした。

 

松の剪定というと、値段が高いというイメージですが、特にそういうことはありません。

ただ、単純に時間がかかるので、金額が高くなるという事はありますが、草取りでも、松の剪定でも金額は基本的に変わりません。

 

私の見積金額に対して、安すぎて驚かれましたが、木を見て仕事の金額を決めているので、そういうこともありますね。

それに雨の日でも良いと言ってくれたので、価格もサービスしておきました。

 

さて、作業前と

作業後

 

作業前と

作業後

 

作業前と

作業後

 

それぞれ何か変わりましたでしょうか?

 

前回はシルバーさんが作業されたようで、まったく剪定になっていませんでした。

松の難しいところは、一度芽を失うと、もう枝から芽が出ることは、基本的に無いです。

なので、一回でも間違ったやり方をしてしまうと、ほとんど修正できないという所です。

それを知っている上での、剪定のセンスの話の範囲であれば、修正できるのですが。

 

安いからと言う理由でシルバー人材センターを選ばれる人もいますが、私は彼らは基本的に素人だと思っています。

ちゃんとした技術のある人は、70歳でも個人で職人として働いていますので・・

 

今この時期に、この松の樹勢で、出来る限り良くなるよう本来のセオリーともちょっと違いますが、剪定を行いました。

刈込のようになっていた枝を割り見栄えと風通しを良くし、将来を見越し枝数も増やす方向で剪定しました。

お客さんが毛虫がいるようだと言っていました、松葉の中にマツカレハの幼虫と、孵化前の卵を見つけましたので駆除しました。

他にも、マツノミドリハバチもいましたので、駆除しました。

 

全体的に元気がないようなので、松の菌根菌が少しでもよく働けるように根元に縦穴を開け酸素の導入口と微生物のために炭を入れておきました。

50cmほど鉄杭を差し込みましたが、地下部分の団粒構造は無く、排水不良のような感じでしたので、

ブロックで積んだ植え桝の中に水が抜けずに滞っているかもしれない事をお客さんに伝え、

ブロックに水抜き穴を設ける方法もあることを伝えました。水抜き穴から暗渠を設置し排水が出来れば、松の根に酸素を供給することが出来ます。

 

 

ナンテンは込み合っていたものを数本元から抜いて、大幅に透かしました。

 

イヌツゲは、ずっと刈込でやっていたようで、表面が太い枝でごつごつになっていて、枯葉がたまりやすい状態になっていましたので、

透かしながら剪定を行い、ラインに関してもこの時期にできるだけの修正を行いました。

また、ハダニが発生していましたので、後日ハダニに効果のありそうなものを散布します。

 

 

消毒はまた晴れの日を狙って行います。

 

 

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