庭の緑化として、樹木や草花を植える以外の方法として一般的に知られる芝生についてです。
芝を大きく二つに分けると、天然芝と人工芝に分けられます。
天然芝は、もちろん植物なので、きれいに維持しようと思うと水やりや芝刈り、肥料、その他芝独特のメンテナンスが必要となります。
一方で人工芝は、プラスチック製品ですので、掃除以外に特にメンテナンスが必要ないです。
こう見ると、断然人工芝のがメリットが多いような気がしますが、それはどうでしょう。
造園屋がプラスチック製品を勧めたら終わりな部分もあるので、私はもちろん天然芝はです、念のため(笑)
例えば、天然犬と人工犬があります。
人工犬とはいわゆるアイボのようなロボット犬です。
天然犬は、毎日餌や散歩が必要だったり、予防接種や病気、そして成長し死が訪れます。
一方で、人工犬は普通は電力さえ供給してやれば、天然犬に必要な日々の世話など必要なく、とても楽です。
しかし故障と言う形で、いつか終わりを迎える事には変わりありません。
しかし、多くの人は天然犬を飼っています。
値段的にはどっちが高額でしょう、日々かかる金額は、世話にかかる手間は・・・
実はこれはどっちにしようかと悩む問題ではないように思います。
ペットとして、犬を飼いたい人はロボット犬など考える事もないでしょう。
芝においても、天然と人工はどちらにしようか悩むものではないのです。
簡単に表を作ってみました。
平坦なグラウンドとして、数年間利用できればいいという考え方、
もしくは雑草などの処理をしたくないので、景観の良い防草シート的な使い方を求める場合は人工芝。
庭に木や花を植えたり、多少起伏を作って庭園のような感じを出したり、
何度も工事したり、丁寧に扱うのは面倒くさいときは天然芝。
どちらかが良いわけではなく、一長一短はあるけど、利用目的にあった方を選ぶといいと思います。
ちなみに、私の家では両方使っています。
天然芝は庭の全面に。
人工芝は裸足で歩きたいところなど、芝としてではなく、マットとして。
車の足元のマットや、部屋の棚の上に敷いて小物を置いたり使えます。
私の結婚披露宴の記念に衣装を作って撮ったカエルの新郎新婦ですが(笑)足元に人工芝を敷いてあります。
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