今から1年半くらい前ですが、部屋の窓から見える2m×3mくらいの空間に花を植えたいから庭を造ってほしいと依頼がありました。
金額的にはかなり厳しいものでしたが、在庫で余っていた資材と、構造物を簡単にする事で、1日で施工すれば何とかなるかな、と仕事を引き受けました。
お客さんの中には、イングリッシュガーデンのイメージがあって、下書きもあったので、
それに沿う形で、立体にしたときに違和感なく出来るよう調整しました。
主役は植栽なので、あっさりとしたものです。
予定通り1日で完成。
立体にしたとき見栄えのするように、奥を盛土したり、植物を植えたときに物語が出来るような感じで石を配置しました。
作っている段階で、ここに植物を植えたくなるだろうな、って言うポイントを作って、暗に誘導しているんです。
花壇の中も平坦にはしていないです。
草花の植栽はいつもお任せしているガーデナーさんにお願いしました。
お客さんの用意していた鉢などとと植栽が入り、華やかになりました。
そして春を迎えた姿が次です。
植物が一回り、二回りボリュームアップし、それぞれの高さの違いや色の違いで強弱が出てきました。
自分の造った外構部分があまり主張していないところが、良かったところです。
土留と景石に使ったライムストーンは明るいグレーで、それ自体割と目立ちますが、植物と合わせるとわりとなじむので気に入ってます。
でも手前に見えているブロック積みがちょっと気になりますよね。
今回底の部分の工事が追加されたので、次回に続きます。
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