普段から剪定や小物を作ったり管理に入っている庭で、使われていないテラコッタの植木鉢がありましたので、それを加工して立水栓を作りました。
散水栓があったのですが、位置が悪く使いにくい状態だったので、配管しなおして園路に近いところの立水栓にしました。
蛇口を熟考していたので仮設ですが、排水はもともとなく新規に配管するのは大工事になるので、浸透桝を作りました。
基本的には散水のためなので必要ないですが、手など洗うのに流した時に水たまりにならないようにとの配慮です。
桝を砂利で隠しました。
蛇口はノブが小鳥の真鍮のものをお客さんと選びました。
もともとが植木鉢なので、当然植物も植えられます。
お客さんの要望を聞き、バラを中心に、季節の花などをガーデナーさんに植えてもらいました。
最近はシンプルでスタイリッシュな立水栓も多くあります。
しかし庭に多用されている素材で立水栓を作ることで、変に目立たせる事なく、周りの景色に溶け込ませることが出来ます。