石工事が終わり、植栽を行いました。
建物に合わせて全体的に和物で、あっさりとした感じで。
景石には、富士の溶岩石とマルチングで壁の黒と調和を図っています。
玄関前のスペースには、
樹木
・アセビ
・トサミズキ
・ヒイラギナンテンナリヒラ
草類
・ヤブラン
それと実験的に杉苔
駐車場脇には、
樹木
・コハウチワカエデ
・カネコゲンカイツツジ
・シャシャンボ
草類
・イノデ
立水栓と、植栽周りの石畳の延長も行いました。
石積みの前のスペースも余力を残していますが、シダや草類を少しだけ入れています。
ほぼ同じ構図の施工前と完了後でどうでしょうか、庭の風格が上がったでしょうか。
複数の会社に見積を取って、石積みと言う項目で値段が大きく違う事があります。
施工前のブロック積み+石張りの見積と、樹造園の石積みの見積金額で、どちらが高く、差額がどれくらいかはわかりません。
しかし、同じ項目でも施工の内容がどうかという事はよくわかりません。
造園工事は、外構工事と違ってブロックを組み付ける、機能門柱を建てるのような既製品を組み立てる事とは少し違います。
石や、木のような、本来そうはならない物を、緻密に加工することで組付け、形にしていきます。
加工の精度を落とせば金額は安く、精度を上げれば金額は高くなります。
10万円ならそのように、100万円ならそのようにと言うように、仕上がりが変わります。
見積もりの金額は大切な要素ですが、良い仕事をするかどうかは、見積からは見えにくい部分でもあります。
樹造園の仕事は、このブログを参考にしてもらえればと思います。
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