ここのお宅の場合、建物の一階部分がシャッター付きの駐車場です。
なのでコンクリート土間は、道路から駐車場までの経路という事になります。
もともとは、手前のバイクのガレージのシャッター迄は舗装、車の方は砂利の予定でしたが、
車庫の出入りでハンドルを切る必要があり、砂利が掘れて使い勝手が悪いという事で、あとからコンクリート土間打ちを追加しました。
今回提案したのは、スタイロ仕上げという、あまり土間コンクリートでは採用されない仕上げ方でしたので、仕上がりのサンプルを作り、確認しました。
写真ではわかりにくいですがスタイロフォームの鏝で筋目を入れるような仕上げです。
壁などでは見かける事があります。
建物の外壁がレンガ調ですので、同系色のレンガをところどころに配置してアクセントとしようかと思っていましたが、それも予算がかかります。
それならば、予算の追加無しで少しでも雰囲気を出せる仕上げで提案しました。
滑りにくい仕上げにしてほしいという事でしたので、一般的な刷毛引きよりも面白いと思います。
型枠を設置して、
砂利目地もあったのですが、バイクのタイヤがはまることでハンドルを取られたり、そういったストレスが無いように収縮目地にしました。
普通の土間コンです。
初日の分の準備が出来ました。
この後メッシュを敷きました。
そして打設と仕上げ完了。
1人で作業してるので、誰も写真も撮らないですし、途中経過は無いです。
シュートで入れてレーキで均してなど、普通の土間コンクリートと一緒です。
ただ、仕上げが柔らかいスタイロフォームですので、ふつうならまだ木鏝で均すタイミングくらいで、仕上げ鏝でノロ上げて模様をつけていきます。
気温も高かったので、勝負は短期決戦でした。
30㎡完了です。
押さえ終わってから次の日の準備で目地を入れ、メッシュもサイコロではなく余らせた生コンで持ち上げて設置。
打設時に踏んでも動かず、持ち上げたりする手間も無いです。
1人でシュートで打つには、メッシュを持ち上げてる暇もないので、出来るだけの準備をしておきます。
そして2日目完了。
25㎡です。
奥の方は砂利を敷きならしましたが、使い勝手が悪かったのでもう砂利の施工分は無かったものとしてサービスで撤去して土間に交換です。
そして奥からまた生コン打設です。
偶然シュートが映ってます。
1人で打つのに一輪車では運んでいられないので。
距離も近くまで来られるので、分離もほぼ無いと思ってます。
約20㎡完了です。
この後また目地を伸ばして、メッシュを敷いて、を繰り返し。
その後18㎡、18㎡と繰り返し、駐車場コンクリート土間打設完了です。
最終的には土間打ちは111㎡になってしまいました。
その間に手前のコンクリート脇には、水路を兼ねたぐり石敷も進み工事も植栽工事を残すのみとなってきました。
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