愛知県知多郡東浦町 自宅 太陽熱温水器 修理

自宅の隣の実家の屋根に乗っている太陽熱温水器です。

多分2代目ですけど、記憶にある限り実家では以前から太陽熱温水器は使っているのでかなりの年代物です。

電気代もかからず、お湯がつくれるなんて、エコキュートよりも断然エコだと思うのですが、どうなんでしょう。

 

造園屋ですが、昔から実家では何でも屋的にとりあえずダメもとで依頼されます。

 

先日の寒波で、ホースにピンホール的な穴が開きました。

それは運が良い事に、写真にある本体とホースの継手の5cmほどの場所で、

ホースには余裕があり引き寄せることで工事が完了しました。

 

しかしその後、お湯がある程度出すと止まってしまうと親に言われ、再度修理のため屋根に上りました。

専門業者では無いので、構造を完璧には理解していなかったのですが、修理してまた少し知識が深まりました。

調べてないので想像ですが。

 

給水から入った水は、熱を受ける部分に入り、上部のタンクに戻ります。

 

設備に供給する排水口(本体から見ると)は、タンクの最下部ではなく、ある程度上部についているという事。

この部分です。

 

お湯は温度が高いほど上部に移動するので、出来るだけ上の方から供給したいのは当然です。

供給して水位が下がると、フロートが下がり水道から給水が始まります。

実際にお湯を出してもらうと、水道からの給水に水量が無く、それが原因だろうとわかりました。

写真では水位が減っているのに給水に水量が無く、供給が追い付いていません。

タンクの排水口まで水位が下がると、あとは水道からの給水のスピードでしか供給できないことになるので、合点がいきます。

 

分解すると、フロートの力で止水しているパッキン部分に異物があり、それが止水栓の上下運動の抵抗になっていて、給水を妨げていました。

分解清掃で取り除くことで無事修理完了です。

 

 

太陽熱温水器は以前にも修理したことが有って、その時は水が屋根から落ちてくる症状でした。

原因はフローとの連動する止水のパッキンの劣化。

それにより止まり切らない水がオーバフロー穴から出ているものでした。

パッキン交換で修理出来ました。

 

また風呂の水の出が悪いという事もありました。

太陽熱温水器は、風呂と台所に温水を供給しているのですが、台所では不具合は無いとの事。

台所と風呂との分岐以降で問題があることが分かります。

混合水栓を外し、分岐以降のホース内を洗浄すると謎の錆びた金属片が出てきて無事修理出来ました。

 

今回の症状では、風呂と台所両方で水が出なくなる状況でしたので、分岐より温水器側で問題があることが分かります。

症状を聞くと、原因がどこにあるか探るヒントになります。

 

電気も使わず、水道の途中に挟むだけで温水を供給している単純で合理的なシステムですので、修理は場所によっては案外簡単だったりします。

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