愛知県半田市の亀崎という歴史ある住宅街での工事です。
「芝生がうまく育たない、庭に謎の土手がありそれを削って芝生の面積を広げたい」
という依頼があり、現地の確認に伺います。
広い庭には確かに土手があり、芝生はまばらです。
土手をなくすためには相当な量の土の搬出が必要です。
隣地との関係もありますから、すべての土は出せませんので、
高さを出来るだけ下げて法面のラインを後退させ、合わせて土留めを作り庭の平地部分を増やそうと思います。
芝生が育たないのは、現状は雨水桝はあるものの、あまり機能しておらず広い庭の雨水を拾い切れていません。
土質もち密な粘土の層で、排水はあまりよくなくそれに耐えられる植物が残っている感じでした。
経路は長くなりますが、排水桝には深さもあり、めぐらす配管の勾配は確保できそうなので、暗渠を設置して浸透させ排水することにしました。
全体の工事内容としては、
土留め石積み、自然石園路、暗渠排水、犬走、植栽
くらいの感じです。
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