庭木の移植や暗渠排水も終わり、地下の作業が終わりましたので、いよいよ園路の工事に移っていきます。
園路の切り替わりになる部分に大きめの石を置き、それらを飛石でつないでいきます。
図面と実際ではずいぶんイメージが異なるので、歩幅などお客さんの要望を聞きながら、飛石を設置していきます。
仮置きし、様子を見ながらです。
今回は薄い乱形石なのでモルタル固定です。
伝えられたのが、和のイメージだったので、元請けが持ってきた海外の砂岩で良いのか今でも謎ですが、
お客さんも良いと言っていたので・・・
もともと庭にあった石なども余すことなくすべて使って、思い入れのある物を残します。
また、廃棄物の削減にもなります。
この園路は、基本的には窓からの観賞用なので、使いやすさよりも遊びを強めにしています。
奥の和庭から手前に来るに従い洋庭に変化し、園路の感じも変わってきました。
もともとあったレンガの園路も半分埋まっていたのと、ガタガタになっていたので一度すべて外して洗い作り直していきます。
園路との高さも合わせました。
形も大きさもバラバラなレンガでしたが、かわいく出来ました。
土決めなので、突き固め用にまだ砂が乗っていますが、この後目地に入っていきます。
土決めの良いところは、庭を作り直すときに材料が無駄にならないという事です。
最初のレンガの園路も50~70年前くらいに作ったもので、当然材料もそれだけの古材となって味が出てきています。
仮に解体処分して、新たにアンティークレンガを買い、作り直しだと35万円くらいになってしまいますが、
ここの工事は大サービスの5万円です。赤字ですけど(笑)
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